My Job

auフィナンシャルホールディングスのなかで、
経営企画部が担う役割について教えてください。

経営企画部が担う役割は多岐にわたっています。主な役割としては、グループ全体の中期経営計画や年度計画の策定、M&Aやアライアンスを含めたグループ成長戦略の検討、予実管理、グループ横断プロジェクトの企画・推進、各グループ会社の目標達成に向けた各種サポートなどがあります。他にもauフィナンシャルグループだけではなく、KDDIグループ各社も含めたグループ間連携の強化や推進、グループマーケティングの推進、広報・宣伝に関わる業務も担っています。グループ戦略の旗振り役であり、経営陣の参謀役とも言えますが、事業を直接運営しているわけではないので、グループ各社を支える黒子役のような側面もあります。経営企画部は経営陣との距離が非常に近く、経営戦略に関するさまざまな情報を見聞きできるポジションです。「経営」を多角的に学ぶことも含めて、経営企画業務の経験を幅広く積むことができ、能動的な取り組みができる方にとっては自らの成長を加速できる立ち位置にあると思います。

経営企画部の役割上、関係する組織も多いと思いますが、どのように連携されているのでしょうか。
また、現在注力している取り組みについても教えてください。

現在、経営企画部は11名で構成されていて、連携するグループ会社やプロジェクトごとに2、3名の小さなユニットを組んで、各社の経営陣や部門担当者と対応しています。どう連携するかはさまざまで、定例ミーティングを中心としたものや、銀行や証券会社など複数のグループ会社を担当して連携強化に向けた橋渡し役を務めたり、兼務出向して事業会社メンバーとしてもミッションを担ったりと、状況に応じて最適な形を取るようにしています。
現状、経営企画部として注力していることは大きく2つあります。1つは非金融領域のプレーヤーとの協業モデルでのいわゆる「エンベデッド・ファイナンス(組み込み型金融)」による、お客様の利便性向上に貢献できるサービス実現に向けた戦略の検討。次に顧客基盤の拡大に向けた「au経済圏」との連携、グループ内クロスセルのさらなる強化です。これらはスマートフォンを主軸とした当社で「スマホ・セントリック」と呼ぶ人生100年時代に向けた次世代金融サービス創造に向けた取り組みです。
銀行とクレジットカード事業を成長の柱と捉え、決済アプリである「au PAY」を日常的に使ってもらえるようにすることでお客様との接点をつくり、他のauの金融サービスへの連携の起点とするなど、既存分野に変革を起こしていきます。そのためにも、プロダクトのラインアップ拡充も重要な事項として検討を進めています。

デジタル金融サービスの
高度化を
先導する
経験や知識が得られる

組織づくりで大事にされていること、メンバーに求めていることは何でしょうか。

auフィナンシャルホールディングスは2019年に設立したばかりで、まだまだ事業の伸び代が大きい組織です。そのなかで、経営企画部も多様なバックグラウンドを持った人材が集まっており、グループ戦略を担う部署として、常にチャレンジングな取り組みや提案を自律的に進められる組織として成長過程にあります。メンバー一人一人が存分に能力を発揮し、個人としても組織としてもアウトプットを最大化できる環境であり続けることが重要だと思っています。そのため、組織として進むべき方向性やゴールイメージ、そこに向けたマイルストーンの認識を合わせたあとは、各メンバーの思いやチャレンジを応援する立場に徹するよう心がけています。メンバーには、自分のミッションに対して、何をすべきか能動的に突き詰めて考え、アウトプットを通じて自身の考える最適解を表現してほしいと思っています。特に中長期の成長戦略においては、多様なバックグラウンドを持つメンバーだからこそ生まれる提案や取り組みで、戦略のさらなるブラッシュアップや具現化を推進できると期待しています。

今後、事業はどのように展開されていくのでしょうか。

現在は銀行・クレジットカード・証券・保険といった金融事業に取り組んでいますので、経営企画部では、幅広い金融領域の経験ができるでしょう。加えて、今後はさまざまなプレーヤーとの協業による「エンベデッド・ファイナンス」が成長の柱となっていくと考えています。金融業界や経営企画部門の経験がなくとも、入社後に金融領域の知識を学ぶ意欲さえあれば、活躍できるシーンは数多くある職場です。また、デジタル金融サービスと一口に言っても、それを支える技術はAIやアプリのUI/UX、将来的にはNFT(非代替性トークン)やメタバースも関係してくるかもしれません。今後もお客様のニーズに合わせた多様な次世代金融サービスを提供し、日本のデジタル金融サービスの高度化を先導する「デジタルメガバンクグループ」を目指していきます。人生100年時代を支えるスマホ・セントリックな次世代金融サービスの創造という高い目標を掲げていますが、それをプレッシャーではなくチャンスと感じられる方、熱意を持って取り組める方にぜひご応募いただきたいと思います。

出典:ビズリーチ 公募ページ「auフィナンシャルホールディングス株式会社」(2022年7月7日公開)より転載
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