My Job

1社単位では難しい、
全体最適化の視点で
グループ連携を推し進める。

グループ連携企画部はKDDI関連会社やパートナー企業、auフィナンシャルグループ各社を横断する施策を企画・管理する部署です。私の担当業務は大きく3つあります。1つ目は、さまざまな金融サービスのクロスユース促進を目的とした申込導線の改善です。各サービス利用者および新規開設者がグループ内他サービスをできる限りシームレスに開設・利用できる仕組みの構築を目指しています。システム開発をともなうため、その依頼内容を整えるのも私の仕事です。他にも、クレジットカードのチャージ設定をauじぶん銀行に、あるいは決済機能をau PAYに設定いただくなど、連携導線も検討します。1社単位ではどうしても相互利用の発想が生まれづらいので、全体最適化の視点で企画しています。2つ目はパートナー企業との連携施策です。パートナー企業のアセットとau PAYの連携を促進したり、クレジットカード発行や保険の相談ができるリモート接客の試験導入に携わっています。3つ目は犯罪収益移転防止法(以下、犯収法)改正への対応です。犯収法は、マネーロンダリングやテロ資金供与の防止を目的とした法律で、特に2027年の改正以降は、金融事業者における本人確認方法が厳格化します。これに備えて私は、グループ各社における本人確認方法の更新をリードする役割を担っています。

多様な金融サービスに携われる。
柔軟な働き方のもと、育児とも両立できる。

前職の電子決済事業者ではプロダクト企画の部署に所属し、マイナポイントや給与デジタル払いなどの省庁関連プロジェクトを担当したほか、残高付与サービス全般のプロダクトマネージャーも務めました。やがて決済だけではなく、もっと幅広いサービスに携わりたいという思いが膨らみ、転職を決意。ちょうど子育て中だったので、ワークライフバランスが実現できるかどうかも重視しました。auフィナンシャルホールディングス(以下、auFH)はまさに、この両条件にぴったり当てはまる会社でした。KDDIの金融サービス全体に関わるグループ連携企画部の募集は、より広い視野で仕事ができる環境という点で、申し分ないものでした。そのうえフレックスタイム制や在宅勤務制度などによって働き方の自由度も高く、仕事と育児を無理なく両立できると考え、入社することに決めました。

グループ全体の成長を目指し、
意見の相違を乗り越える。

前職の電子決済事業者では、グループ共通の横断施策の戦略に沿って動いていました。当時はそれを当たり前のことと捉えていましたが、今こうして横断施策を落とし込む立場になると、合意形成が思っていた以上に難しいということがよく分かります。例えば申込導線の改善にあたっては、各社サービスの掲載順等に関してもグループ会社間で折り合いをつける必要があります。自社を優先するか、全体最適を優先するか。このせめぎあいはさまざまな場面で発生します。だからこそ、意見の相違を乗り越え、グループ各社をつなぎ合わせる自分たちの部署、仕事に意義があると考えています。1事業会社だけでなく、関係会社も含むグループ全体の成長という広い視点を持って、企画ができることにやりがいを感じています。

メンバーの出自はバラバラでも、
互いに協力し合い、助け合う風土がある。

グループ連携企画部をはじめ、auFHに在籍する社員のバックグラウンドは非常に多岐にわたることから、経験してきた企業文化・慣習は様々だと思いますが、不思議と一体感があります。プライベートのことまで談笑できる間柄ということもあり、和気あいあいとした雰囲気の中で業務に取り組めています。うれしかったのは、少し前に第2子が生まれた際、名前を発表した翌日に名前入りの出産祝いをもらったことです。本当に素敵な同僚に恵まれています。中途採用者が多くバックグラウンドが異なるからこそ、auFH全体で互いに協力し合い、助け合う風土が自然発生的に育まれていったようです。こうした風土のもと、各金融子会社の部長・本部長クラス、場合によっては社長とも直接コミュニケーションを取り、事業成長に向けた議論をするのは非常に刺激的です。

今後の目標

グループ連携企画部は創部から日が浅く、まだまだ発展の伸び代があります。これをチャンスと捉え、部のプレゼンスを引き上げながら、グループ各社が動きやすくなる下地を整えていきたいです。個人的なスキルアップの面では、グループ各社の状況に合わせて、最速で施策をリリースできるようタスクマネジメント能力を高めていきたいです。そして、どの案件でもイニシアティブを取り、メンバーをリードしていける存在を目指します。

Daily Schedule

- ある1日のスケジュール -

  1. 8:30

    子どもの保育園送り

  2. 9:00

    出社。メールや1日のタスクを確認

  3. 10:30

    各社定例ミーティングの資料作成

  4. 11:30

    週次定例ミーティング。議事録展開

  5. 13:00

    昼食

  6. 14:00

    担当案件の定例ミーティング

  1. 15:30

    auじぶん銀行とシステム改修案件に
    関するミーティング

  2. 16:30

    グループシナジー案件のミーティング

  3. 17:30

    子どもの保育園お迎え。帰宅

  4. 18:30

    在宅に切り替えて資料作成等
    残タスク処理

  5. 19:30

    終業

off style

ほぼ毎日、4歳になる子どもと遊んで過ごしています。特に休日は公園でのボール遊び、図書館での読書、動物園や水族館巡り、ボーリング・・・というふうに、いくつかのアクティビティをローテーションしています。子どもの就寝後は野球ニュースを必ずチェックし、日本人メジャーリーガーの活躍に心を躍らせています。韓国ドラマの配信にもハマっています。